原澤敦美横浜市長は、初めての議会で何を語った?|先送りせず、未来に責任を持つ市政へ

こんにちは。柏原すぐる(横浜市会議員・鶴見区選出)です。

10月29日、原澤敦美横浜市長が、就任後初めての議会で「これからの市政の方向について」所信を述べました。

特に心に残ったのは、課題を先送りせず、決断に責任を持つこと。多様な力を結集し、人の力を引き出すこと。そして、今に向き合い、将来を見据えることです。私がこれまで大切にしてきた考え方や思いと、重なる内容でした。

横浜市会本会議場の演壇に立つ原澤敦美市長

初めての議会で所信を述べる原澤敦美市長(10月29日)。

私が原澤敦美さんを応援してきた理由

原澤さんは、航空整備の現場で安全を支え、その後は弁護士として企業法務や組織のガバナンスに携わってきた方です。私自身も建設現場で働いてきたからこそ、現場の声を聞き、専門性を尊重し、チームで仕事を進める姿勢に共感しました。

市役所に必要なのは、一人ひとりが安心して意見を伝え、持っている力を発揮できる環境です。そして、最後はトップが判断に責任を持つ。そのような組織をつくってほしいという期待が、応援の出発点でした。

9月28日には、神奈川維新の会との協定締結・推薦について公表しました。市政改革や民間活力、将来世代への投資、地域の特色を生かすまちづくり、当選後も政策対話を続けることなど、5つの方向性を共有しています。

私は翌29日のブログで応援する理由をお伝えし、選挙期間中も応援を続けました。10月9日には桜木町駅前で、吉村洋文代表らも参加した街頭演説会を開催。16日のブログでは、原澤さんの訴えや当日の演説を紹介しました。

関連記事:原沢あつみさんを応援する理由 / 10月9日の街頭演説会の報告
参考:協定締結・推薦について

課題を先送りせず、決める責任を持つ

今回の所信で、私が特に重く受け止めたのが、次の言葉です。

将来世代へ負担を先送りすることなく、将来の横浜にとって必要な決断であれば、市会の皆様とも丁寧に議論を重ねながら、責任を持って決断してまいります。

「これからの市政の方向について」本文8ページ

財政、公共施設やインフラの老朽化、人口構成の変化。難しい課題ほど、判断を先延ばしにしたくなるものです。しかし、決めない間にも費用はかかり、選べる手段が減ることがあります。その負担を、次の世代に渡してよいのか。

私は、市民の声を聞き、事実を確かめ、選択肢と影響を示した上で、必要なことを決める。その判断と結果に責任を持つことが、政治の役割だと考えています。

これまでも会派の予算要望では、事業の成果や費用を検証し、見直しで生み出した財源を成長と次世代へ振り向けるよう求めてきました。政治家自身の報酬・手当についても、財政や市民生活を踏まえて判断すべきだと発信しています。

原澤市長が、この姿勢を令和9年度予算案の編成でも貫くと述べたことに期待しています。

関連記事:令和9年度予算への要望 / 財政基盤の強化と政治家のボーナス

多様な力を結集し、人の力を引き出す

市長は、都市経営の視点として「私は、多様な力を結集します」「私は、人の力を引き出します」とも述べました。

企業、地域団体、NPOなどの知恵や技術を生かす。職員の経験や専門性を信頼し、任せるべきことは任せる。市民に身近な区役所が、十分に力を発揮できるようにする。私も大切にしてきた方向性です。

私たちの会派は、予算要望で民間の力やデジタル技術の活用を求めてきました。私は地域の声を具体的な要望につなげ、区の実情を反映したまちづくりにも取り組んでいます。

また、市役所の組織改革では、職員が安心して異論を伝えられること、市長など特別職も対象とするハラスメント防止の仕組みを整えることを求めてきました。以前から、努力や成果が報われる人事制度の必要性も発信しています。

今回、市長自身を含む特別職のハラスメント防止や内部通報に関する条例、人事制度の見直し、現場の声がトップに届く仕組みに言及したことを、前向きに受け止めています。人の力を引き出すことが、市民サービスを良くすることにつながる。ここにも、思いの重なりを感じました。

関連記事:職員支援と市役所組織の再構築を求めた緊急要望 / 報われる人事給与制度についての考え

今に向き合い、将来を見据える

市長は、市政運営の基本を「『今』を正しく見つめ、『未来』に責任を持つ」という考え方で示しました。

防災、地域の移動手段、医療・福祉、子育て、教育、中学校給食など、目の前の暮らしを支える。その土台となる財政基盤を強化し、企業や投資を呼び込み、将来も必要なサービスを続けられるようにする。両方に取り組む姿勢です。

私も、日々寄せられる困りごとに向き合うとともに、子どもたちが大人になる頃の横浜を考えて活動してきました。目の前の課題への対応と、10年後、20年後を見据えた判断は、つながっています。

私も、住民代表として決断に責任を持つ

今回の所信を聞き、原澤市長と共有できる考え方は多いと感じました。ここからは、その言葉が予算や制度、日々の市政運営にどう反映されるかが問われます。

市長も私たち議員も、市民から選ばれた立場です。私自身も、必要な改革を提案し、議論し、議会の判断に責任を持ちます。市民の暮らしにどう役立つのか、将来への負担はどうなるのかを確かめ、判断の理由を説明していきます。

今の暮らしに向き合い、将来の課題を先送りしない。厳しい決断も含め、住民代表として責任を共有し、共に改革を進めていきたいと思います。

出典:横浜市長 原澤敦美「これからの市政の方向について」(令和8年10月29日)。市長の発言の紹介は同資料に基づきます。

日本維新の会横浜市会議員団
柏原すぐる

おすすめ

1件の返信

  1. 市長初議会の様子を詳しくレポートしていただき、ありがとうございます。

    「課題を先送りせず、将来に責任を持つ」という言葉に強く共感しました。老朽化対策や財政問題など、痛みを伴う改革でも未来の子どもたちのために必要な決断を期待したいです。柏原議員も市長に任せきりにするのではなく、議会側からしっかり議論をリードしていってください。応援しています!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

キャプチャを読み込んでいます...