議会の力を高め、
住民の声が届く自治へ。
議員定数の見直しは、議会が果たすべき役割と、市民の声をどう意思決定につなぐかを、あわせて考える必要があります。
会派として議員定数のさらなる削減を提案しました。その提案の背景にある、私の考えをお伝えします。
2026年10月28日掲載 / 会派の提案事実に、柏原本人の考え方を補足するページです。
議員一人が担う役割の大きさを、踏まえる。
横浜市は人口約375万人に対し、議員定数は86人です。単純に人口を定数で割ると、議員一人当たり約4.4万人になります。人口規模に対して一人ひとりが担う代表機能の大きさは、定数を議論するうえで十分に考慮する必要があります。
定数の見直しでは、多様な意見や少数の声が届くか、行政を監視し、予算や条例を丁寧に審査できるかという観点を大切にします。
人口減少社会に向けて、議会の仕事も変える。
人口減少社会では、行政に効率化を求める議会自身も、仕事の進め方を見直し、生産性と審査の質を高める努力が必要です。
テクノロジーを活用して住民の意見を幅広く受け止め、課題や論点を整理する。資料の収集・比較・分析を効率化し、議論に必要な情報を共有する。その分、現場を確かめることや、本質的な課題の審査に力を注ぐ。そうした改革を、定数の議論とあわせて進めたいと考えています。
デジタルに不慣れな方の声も、対面や電話などを通じて受け止めます。技術を活用しても、判断し、議決し、その理由を説明する責任は議員が負います。
大きな横浜だからこそ、身近な住民自治を。
鶴見区だけでも人口は約30万人。一つの都市に相当する規模の地域が、横浜市の中にあります。市全体を見通す議会のあり方と、暮らしに近いところで住民が参加し、意見を反映できる自治のあり方は、それぞれ考える必要があります。
市会の定数をどうするかだけで、住民自治の課題が解決するわけではありません。区や地域で声を届け、話し合い、その結果が施策や予算にどうつながったかを確かめられる仕組みを充実させることも、重要な課題です。
目指すのは、議会の審査・議決の力を高めながら、住民の声が届く経路を充実させること。議員定数の見直しは、この二つをあわせて進める視点で考えています。
人口・定数の出典
横浜市の人口は2026年10月1日現在3,753,462人。議員一人当たりの人口は、この数値を条例定数86人で割った概算です(約43,645人)。全国順位を示す比較ではありません。鶴見区の「約30万人」は令和8年度区運営方針に基づきます。