まちを丸ごと管理する再開発とは?タイ「ワン・バンコク」視察報告
こんにちは。柏原すぐる(横浜市会議員・鶴見区選出)です。

2025年11月17〜22日、横浜市会の議員派遣でタイとシンガポールを訪問しました。今回から、視察先ごとに、現地で確認したことと横浜の市政に活かしたい視点をお伝えします。最初は、バンコク中心部の大規模複合開発「ワン・バンコク」です。
視察日:2025年11月17日
視察団:いそべ尚哉、大山しょうじ、柏原すぐる、くしだ久子(横浜市会議員)
建物と、その間の空間まで一体で考える
ワン・バンコクは、約18ヘクタールの敷地にオフィス、住宅、ホテル、商業・文化機能などを組み合わせる開発です。現地では、模型を使った説明を受けた後、地区の運営管理拠点や冷房設備を確認しました。
特徴は、周囲のまちから歩いて入りやすい開放的な空間づくりです。地上の広場や緑、歩行者の動線を重視し、自動車動線を地下に集約するなど、地区全体で人の過ごしやすさを考えていました。
冷房も安全管理も、地区全体で運用
各建物が別々に設備を持つだけでなく、地区冷房によって冷熱を供給し、エネルギーや設備の状態、安全管理を統合的に把握する仕組みについて説明を受けました。夜間に冷水を蓄えて昼間に活用するなど、運営段階の効率も重視しています。
こうした仕組みには大きな初期投資が必要です。説明では、長期の運営費削減や資産価値向上を合わせて考えているとのことでした。設備の新しさだけでなく、導入費、維持管理、人材確保まで含めて評価する必要があります。
横浜でも、街区を越えて使いやすさを考えたい
横浜の既成市街地では、土地の権利や地形が複雑で、同じ規模の開発をそのまま再現することはできません。一方、再開発の際に、周辺道路、公園、公共交通、歩行空間をつなぎ、地区全体の使いやすさを高める視点は参考になります。
鶴見を含め、建物の更新が周辺の暮らしやすさにつながるか。暑さへの対応、歩行者の安全、維持管理の費用まで見据えたまちづくりを考えていきたいと思います。
視察報告書・関連する記事
本記事は、2025年11月の視察内容と、2026年3月3日付の共同視察報告書をもとに整理しています。現地の制度・運営状況は視察当時のもので、横浜市への提案は視察を踏まえた考察です。
海外視察報告書(PDF・本項目は4〜9ページ)
横浜市:海外視察報告書の掲載ページ
タイ・シンガポール視察報告の連載一覧
構成・文章整理にChatGPT Workを使用しています。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
日本維新の会横浜市会議員団
柏原すぐる

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