巨大な駅ができても、まちは完成しない。バンスー駅周辺で見た再開発の課題
こんにちは。柏原すぐる(横浜市会議員・鶴見区選出)です。

タイの大型鉄道ターミナル、バンスー駅とその周辺を現地調査しました。前日にJICAタイ事務所で伺った都市開発の説明を踏まえ、実際のまちの様子を確認したものです。この日は担当者の同行説明はなく、事前資料と現地観察に基づく調査です。
視察日:2025年11月18日
視察団:いそべ尚哉、大山しょうじ、柏原すぐる、くしだ久子(横浜市会議員)
完成した駅と、これから育っていく周辺地区
バンスー駅の正式名称はクルンテープ・アピワット中央駅。報告書では、タイ国鉄が所有する約372ヘクタールを対象とする大規模な周辺開発が紹介されています。
現地では、大きな駅舎の存在感に対して、周辺には未整備の土地や従来の生活圏も残り、駅の完成と都市機能の定着には時間差があることを感じました。これは訪問時点での観察であり、地区全体の利用状況を統計的に評価したものではありません。
計画図の中にも、今の暮らしがある
住宅開発予定区域の周辺には、民家や露店なども見られました。新しい計画の対象となる場所には、それまでの暮らしや仕事、地域のつながりがあります。
都市開発を進める際には、土地利用や事業性の整理とともに、住民の理解、移転への対応、営業や生活への影響を丁寧に考える必要があります。広い土地と新しい駅だけで、自然にまちが動き出すわけではないことを実感しました。
横浜でも、整備の途中と、その先を確かめる
横浜の駅周辺整備でも、建物の完成時期に加え、人の流れ、商業や公共サービスの配置、周辺の移動環境まで見通すことが大切です。工事中の暮らしや商いへの配慮も欠かせません。
計画が長期間に及ぶ場合、段階ごとの目標や、整備が進むまでの暫定的な利用方法も重要になります。計画図と現場を行き来し、住民の声を聞きながら検証する姿勢を大切にしていきます。
視察報告書・関連する記事
本記事は、2025年11月の視察内容と、2026年3月3日付の共同視察報告書をもとに整理しています。現地の制度・運営状況は視察当時のもので、横浜市への提案は視察を踏まえた考察です。
海外視察報告書(PDF・本項目は15〜17ページ)
横浜市:海外視察報告書の掲載ページ
タイ・シンガポール視察報告の連載一覧
構成・文章整理にChatGPT Workを使用しています。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
日本維新の会横浜市会議員団
柏原すぐる

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