鶴見神社前のガード下――皆さんの声から看板設置へ。これまでと、これから

こんにちは。柏原すぐる(横浜市会議員・鶴見区選出)です。

鶴見神社前のJRガード下。車道と歩行者の通路、従来の歩行者優先表示がある入口の様子。
現地の様子(今回の黄色い看板を設置する前。2026年5月の活動報告掲載写真)。

看板設置で、変わったこと・残る課題

BEFORE | 今回の看板設置前
看板設置前の鶴見神社側の入口。上部に歩行者優先の表示があり、柱には従来の掲示がある。
「歩行者優先」などの既存表示がある入口。
AFTER | 黄色い看板を設置
同じ入口の看板設置後。左右の柱に、自転車から降りて通行するよう呼びかける黄色い看板がある。
自転車から降りて通行するよう、左右の看板で呼びかけ。

写真:市政レポート2026年9月号に掲載した、同じ入口の設置前・設置後の写真。撮影日は未確認です。撮影位置・日照条件は異なります。[4]

鶴見神社前、鶴見駅の北側にあるJRガード下について、これまで寄せられたご意見と、取り組みの経過をまとめてご報告します。皆さんの声を受けて現地確認や行政への相談を重ね、自転車から降りて通行するよう呼びかける看板の設置につながりました。

今回、変わったこと

黄色い看板が加わり、通り方を具体的に伝える表示になりました。

引き続き残る課題

通路の狭さや交錯する動線は残っています。安全性への効果も確認が必要です。

日々の移動を、安心してできる場所に

取り組みの出発点は、普段この場所を使う方の「危ない」「通りにくい」という声でした。歩く人は自転車との接触を心配し、自転車を使う人は車道を通ることに不安を感じている。限られた空間に、それぞれの切実な事情があります。

JR線を挟んで東西を行き来するこの道は、日常生活の大切な通り道です。子どもと歩く方も、杖を使う方も、通勤・通学する方も、安心して移動できるようにしたい。その問題意識で、皆さんの声を集め、現場で確認し、行政や議会で課題を伝えてきました。

どんな困りごとが、寄せられたのか

2024年7月から、政策への意見を届けられるサービス「issues」で声を集めてきました。「通りやすくしてほしい」という要望とともに、日々の体験、具体的な改善案、慎重なご意見も届いています。

issuesに表示されている賛否
56件
賛成 54件反対 2件
本文を確認したご意見
20件を整理
賛成のご意見 18件/反対のご意見 2件

2026年10月27日に確認したissuesの画面表示と、ご意見の本文に基づきます。本文20件の投稿日は2024年7月26日〜2026年9月18日で、駅周辺の施設・鉄道アクセスに関する関連要望2件を含みます。賛否56件と本文20件は集計対象が異なります。

賛否は「鶴見のJR線ガード下を通りやすくしてほしい」というテーマへの回答です。今回の看板設置の評価を尋ねたものではなく、地域全体の意見分布を示す調査でもありません。

以下は、本文を確認した20件のご意見をもとに、主な論点をまとめたものです。氏名・アカウント名・メールアドレスを掲載せず、個人が特定されないよう文面を編集した要旨です。原文の逐語引用ではありません。1件のご意見が複数の論点にまたがる場合があり、カードの数は意見件数や多さの順位を表しません。

01

通路の狭さ・すれ違い

狭すぎて交互に通行しなければならず、不便で接触も心配。ベビーカーや自転車が重なると通れる幅がぎりぎりで、遠回りしている。子乗せ自転車ではバランスを取ることにも不安がある。

複数のご意見の要旨
02

自転車との接触・けが

端に寄って歩いていても自転車とぶつかり、打撲を負ったという声や、乗ったまま通る自転車と子どもが接触したという体験が寄せられました。

2件の体験の要旨
03

自転車も安心して通れる動線

車道を走るのも怖く、歩道では歩行者に気を使う。歩道の幅を確保するとともに、自転車が車道を走りやすい環境や、人・車・自転車の動線を長期的に整えてほしい。

複数のご意見の要旨
04

カーブ・速度・道路の分かりにくさ

出入口のカーブで対向する人や自転車が見えにくい。対向車に驚いて転ぶ自転車を見たという声も。大型車が天井に接触した場面や複雑な交差点の動きから、標識や路面表示を増やしてほしいという提案がありました。

複数のご意見の要旨
05

暗さ・凹凸・移動の負担

暗くて狭く、凹凸も気になる。初めて通る人にはルートが分かりにくく、杖や車椅子を使う人にとって通行の負担が大きい。

ご意見の要旨
06

雨の日の滑りやすさ・冠水

雨の日に自転車で滑りそうになる。大雨で冠水して通れなくならないか心配。排水の清掃を見かけたという声とともに、JRとの関係も踏まえた道路整備を求める意見がありました。

複数のご意見の要旨
07

歩道橋・通路の構造を見直す案

鶴見神社側への自転車の進入を抑える柵や、鶴見川側の通路へ回りやすくする歩道橋の改良を求める声がありました。既存の歩道橋をつなぐ跨線橋や、すぐには難しくても長期的な改善を望む提案も。

複数のご意見の要旨/実現可否は未確認
08

改善が進まない理由を知りたい

杖を使って歩くとき、自転車と譲り合って何とかすれ違っている。困っていることは分かっていても、実現できるかどうかの段階で止まっているのでは。何が課題なのか公開してほしい。

ご意見の要旨
09

まずは通行マナーの改善を

自転車に乗ったままスピードを出して通る人が多い。降りて通行するなど、ルールを守る意識を高めることが先。守られないまま便利にすると事故が心配。

反対として寄せられたご意見の要旨
10

税金の使い道・優先順位

現状で十分だと感じる。今後は人口構成の変化で人の移動が減ると考えており、整備に税金を使うより、ほかに優先すべき課題があるのではないか。

反対として寄せられたご意見の要旨
駅周辺全体に関するご意見も

このほか、ミナールや駐輪場の配置の見直し、相鉄線の鶴見駅停車を求める関連のご意見が2件ありました。ガード下の課題とともに、鶴見駅周辺全体の移動のしやすさへの要望として受け止めています。

接触・けが・転倒などは、寄せられた体験として紹介しており、行政や警察の事故統計ではありません。人口減少による移動の見通しや、提案された対策の効果も、ご意見としての紹介です。暗さについては、これまでの確認では照度は規定以上と報告しています。数値とは別に、利用する方が感じる見えにくさや不安にも向き合う必要があります。[3]

現場で確かめ、行政・議会に伝える

いただいた声をもとに、現地の状況と改善の難しさを確認しながら、対応できることを一つずつ相談してきました。

2024年7月

issuesで意見募集を開始

「鶴見のJR線ガード下を通りやすくしてほしい」をテーマに、日常の困りごとや賛否を募集しました。[1]

2025年2月3日

区の会議で安全対策を確認

区づくり推進横浜市会議員会議で、歩行者と自転車の接触について質問。土木事務所から、既存の啓発看板に加えて、さらにできることを検討するとの回答がありました。[2]

2025年第3回定例会

鶴見駅周辺の東西移動を議会で提起

JR線を挟んだ東西のつながりや、安全に歩ける環境という視点で課題を取り上げました。[3]

2026年1月26日

鶴見土木事務所と現地確認

限られた道幅と、歩行者・自転車が交錯する状況を確認。「歩行者専用」「歩行者優先」の表示が混在する点も、課題として整理しました。現地確認については、当日のX投稿でも報告しています。

2026年1月30日

Xでも現地の様子を共有

「きっと何かできることがある気がします」。現地の様子を写真とともに発信し、改善の可能性を考えてきました。Xの投稿を見る

2026年

注意喚起の看板を設置

自転車から降りて通行するよう伝える黄色い看板が設置されました。9月号の市政レポートでも報告しています。[4]

2026年9月25日

来年度予算への要望にも反映

歩行者の通行を最優先に、自転車・車両との分離、安全性・快適性の向上、空間の暗さの解消を求めました。[5]

大きな課題は、通路そのものの構造にも

声を読み返すと、繰り返し寄せられているのが、道幅の狭さやすれ違いの難しさ、歩行者と自転車が交錯する動線など、ハード面の課題です。歩道橋の改良や跨線橋、経路の見直しなど、通路の構造から考えてほしいという具体的な提案もありました。

「自転車から降りてほしい」という声がある一方で、「降りて押すと、すれ違う幅が足りない」という声もあります。ルールを分かりやすく伝えることと、安心して通れる空間を考えること。その両方が必要だと受け止めています。看板設置を一つの改善としながらも、それだけで解消できない課題が残ることを、改めて共有したいと思います。

一方、鉄道の下を通る既存の構造には制約があり、簡単に幅を広げられるわけではありません。いただいた跨線橋や動線の見直しといった案も、関係者との調整や費用、実現可能性を確かめながら考える必要があります。

身近な改善を積み重ねる

表示や案内を分かりやすくする。通行ルールを伝える。設置後にどう使われているか確かめる。

構造や動線を考え続ける

歩行者を優先した空間、自転車との分離、東西を安全に行き来できる経路を、長い視点でも検討する。

看板ができた後の、使われ方を確かめる

今回の看板設置は、一つの前進です。ただ、通行する方の行動が変わり、接触の危険が減っているかどうかまで見ていく必要があります。

私自身も、朝6:30〜9:00頃までの約2時間半、現地に立ち、朝のご挨拶をしながら、歩行者や自転車の通行状況を観察しました。日常的にどのように使われているのか、自分の目で確かめることも大切にしています。

看板設置後にも、自転車に乗ったまま通る人が多いことや、対策の効果を確かめてほしいという声が、直接のメールで届いています。限られた時間の観察だけで効果を判断せず、引き続き通行の実態を確認していきます。

また、改善を望む声だけでなく、ルールの徹底や費用の優先順位を問う声も、大切に受け止めています。何ができるのか、何が難しいのか。その理由も含めて、できるだけ具体的にお伝えしていきたいと思います。

1

通行の実態と、危険を感じる場面を確認する

自転車から降りて通行しているか、すれ違いが難しい時間帯や場所はどこか。現地の様子と皆さんの声を合わせて確認します。

2

土木事務所や警察と、次の対応を相談する

表示の伝わり方や通行ルールの周知など、追加でできることを相談し、看板設置後の課題も共有していきます。

3

ハード面の改善も、継続して考える

歩行者の安全を基本に、動線や空間のあり方を検討します。構造上の制約や費用を整理し、長期的な改善の可能性も探っていきます。

「ここが気になる」を、これからも。

これまで具体的な体験やご意見をお寄せくださった皆さん、ありがとうございます。皆さんの声が、現地での確認や行政への相談につながっています。

引き続き皆さんの声に耳を傾けながら、今後何ができるか、向き合っていきます。危険を感じたこと、変わったと感じたこと、改善してほしいことがあれば、遠慮なくお知らせください。公式サイトや公式LINEなどから、お声をお寄せいただけます。

これまでの報告・参考資料

[1]意見募集開始のご案内(2024年7月26日) / issuesのテーマページ

[2]令和7年第1回区づくり推進横浜市会議員会議 議事録(13ページ)

[3]現地確認・議会質問・改善に向けた活動報告(2026年5月4日)

[4]市政レポート2026年9月号(2ページ、写真の出典)

[5]令和9年度予算への要望(2026年9月25日、鶴見区の要望6)

Xでの報告:2026年1月26日・土木事務所との現地確認 / 1月30日・現地の様子

意見集約:2026年10月27日に確認したissuesの管理画面(賛成54件・反対2件)と、ご意見の本文20件(2024年7月26日〜2026年9月18日)をもとに整理。本文20件のうち賛成18件・反対2件。氏名・アカウント名・メールアドレスは非掲載です。設置後の直接メールによる声は、この集計とは別に紹介しています。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


最後までご覧いただきありがとうございました。

日本維新の会横浜市会議員団

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