【横浜市鶴見区】東台小学校のペット同室避難訓練に参加|屋外テントの工夫を市内へ広げたい

こんにちは。柏原すぐる(横浜市会議員・鶴見区選出)です。

2024年の鶴見区発災時のペット対策勉強会で配布された資料

災害が起きたとき、「ペットがいるから避難できない」と迷ってしまうことがないように。日頃から避難先と備えを考えておくことが大切です。鶴見区の公式資料をもとに、ご家庭で確認できるポイントをご紹介します。

冒頭写真:2024年9月の鶴見区発災時のペット対策勉強会の配布資料。過去の勉強会の記録写真です。

同行避難と、避難所で一緒の部屋に暮らすことは別

ペットを連れて避難することと、人の生活スペースでペットと一緒に過ごすことは同じではありません。鶴見区の災害時のペット対策ノートでは、人の生活範囲へのペットの持込みを禁止し、別の飼育場所で飼い主が世話をするルールを示しています。

アレルギーのある方や動物が苦手な方も安心して避難できるよう、飼い主同士の協力と、避難所全体への配慮が必要です。

フードと水は最低7日分。ケージに慣れることも備え

鶴見区はフード・水を最低7日分用意することを案内しています。薬や療養食、リード、ケージ、排せつ物の処理用品なども確認しておきましょう。

  • いつものフード・水、常備薬などをまとめる。
  • ケージやキャリーバッグに日頃から慣れておく。
  • 迷子札など、飼い主を確認できる情報を用意する。
  • 安全な親族宅や知人宅など、預け先も考えておく。
  • 避難所の飼育場所と、飼い主が担う役割を事前に確認する。

鶴見区では、飼い主と地域が協力して飼育場所をつくる

区内の全地域防災拠点には、2023年6月にペット飼育場所開設キットが配布されています。飼い主が協力して設営・管理することを想定しており、区の公式ページには手順書や使い方の動画も掲載されています。鶴見区「災害時のペット対策」をご確認ください。

勉強会から、地域のつながりへ

私は2024年9月11日の鶴見区発災時のペット対策勉強会に参加しました。

災害時に初めて顔を合わせるのではなく、日頃から関係をつくっておくことの大切さを感じました。区の実施報告によると、その後、2025年6月の勉強会で「鶴見区災害時ペット対策ネットワーク」が立ち上がっています。

まずは、ご家庭で備えを確認すること。そして地域の防災訓練で、ペットの受入れ方法を聞いてみること。人もペットも安心して避難できる地域にするため、こうした準備を積み重ねていきたいと思います。

東台小学校の訓練に参加。校庭のテントでペットと過ごす体験

2026年4月11日東台小学校地域防災拠点ペット避難訓練のチラシ。テントでペット同室避難を体験する手順

資料:東台小学校地域防災拠点・2026年4月11日訓練チラシ(終了した訓練の参考資料)。

2026年4月11日、私は横浜市立東台小学校の地域防災拠点で行われたペット避難訓練に参加しました。

鶴見区内で、飼い主とペットが一緒に過ごす場所をどう確保するかを、具体的に考える取り組みです。

当日の参加者向けチラシでは、開設キットや備蓄の紹介、ペット一時避難場所の開設体験、2m×2mのテントに犬と一緒に入る「ペット同室避難体験」、意見交換が組まれています。東台小学校地域防災拠点は、ペット同室避難場所設定のモデル事業に応募して取り組んでいると説明されています。

当日の訓練他の地域防災拠点でも参考になる点
備蓄庫・開設キットの確認保管場所と備品を、運営側と飼い主が共有する
一時避難場所の開設体験テント・ケージ・机などを実際に設置し、動線や役割を確認する
ペット同室避難体験2m×2mのテントに犬と入って、飼い主とペットが一緒に過ごす空間を試す
意見交換・片付け運用上の課題を出し合い、次の訓練やルールづくりにつなげる

出典:東台小学校地域防災拠点「ペット避難訓練2026」参加者向けチラシ(2026年4月11日)。終了した訓練の資料であり、今後の参加募集ではありません。

教室での同居ではなく、屋外のテントで一緒に過ごす方法

今回紹介するのは、教室の中で人とペットが一緒に暮らす運用ではありません。校庭にテントを設け、飼い主とペットが同じ空間で避難生活を送ることを想定した訓練です。当日はテントに一緒に入る体験であり、実際に宿泊する訓練が行われたという意味ではありません。

同室避難のためのテント

雨や寒さを避けられる屋内で一緒に過ごせれば安心だと思います。一方で、避難所はまず人命を守り、被災した方々の安全な生活を確保する場所です。限られた屋内スペース、アレルギー、動物が苦手な方への配慮など、地域全体で考える条件があります。

屋外のテントにも、暑さ・寒さや風雨、衛生、夜間の安全といった課題があります。「テントを用意すれば解決」とするのではなく、その場所で安全に過ごせる条件を具体的に確認する必要があります。

各地域の合意をつくりながら、横浜市内へ参考事例を広げたい

一足飛びに全ての拠点の運用を変えることは難しく、地域の理解と話合いが欠かせません。だからこそ、東台小学校のように、実際に設営し、飼い主が体験して、課題を持ち寄る取り組みには意味があります。

今回の資料は、他の小学校などの地域防災拠点で運用を検討する際にも参考になります。同じ方法を一律に押し付けるのではなく、敷地や備品、人員、地域の事情に応じて応用できるよう、訓練の手順と学びを共有し、横浜市内への横展開を後押ししていきたいと考えています。

運営委員会、飼い主、学校、区役所が一緒に準備し、人もペットも安心して避難できる選択肢を増やしていく。その積み重ねを支援していきます。

参考資料

資料確認:2026年10月13日。制度や計画の変更がある場合は、最新の公式案内をご確認ください。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

日本維新の会横浜市会議員団

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