自治体トップ(市長や知事等)の会見は何のため?5G時代のLIVEと3日遅れの意味
こんばんは。柏原傑です。
小さな子どものいる家庭における外出自粛は子どもたちをいかに遊ばせるか?の問いそのものだと実感しているところです。
さて、横浜市の方針が緊迫感を持って伝わって来ないので、神奈川県と比較して先日ツイートしたのがコレでした。
横浜市は神奈川県の会見を見習ってほしい
— 柏原傑 / Kashiwabara Suguru (@SuguruHem) March 31, 2020
☑︎神奈川県
LINEで通知→そのまま生中継視聴可→Youtubeで後追い録画視聴も可
☑︎横浜市
そもそも会見に気づかない→ニュース速報で要旨を知る→何話したのだろう?→翌日HPにアクセスするも最新は2週間前の定例会見…#横浜市 #会見
そこで、市に問い合わせを試みました。なぜ遅いのか?すぐに公表しないと情報の価値がないのではないかと。しかしながら。。
本件、市への問合せしたところ回答は次の通り。
— 柏原傑 / Kashiwabara Suguru (@SuguruHem) April 10, 2020
「市長会見は原則3営業日後までに録画UP。よって、4月8日の会見は土日挟んで13日UP」
→絶句。特に今は市民に行動を促す情報伝達が求められている。記事では伝わらない。トップの表情や気持ちが伝わって来ないのはマズすぎる。市民は機械じゃないから。 https://t.co/ITgC8bvmQp
いやぁ今の時代の3日遅れって致命傷じゃね?素直にそう感じました。
他自治体はどうかな?
ユーザー目線で分かりやすいですよね。ワンタップで動画視聴が可能で、配信される動画の内容もキャプチャー画像で予想できるから。
他自治体の一例ですが、少なくとも会見は当日UPです。というか当たり前です。一体、なぜ横浜市はそのまま放っておいているのか真意が全く分かりません。
そういえば、横浜市のホームページはリニューアルされたばかり。市庁舎も新築された新市庁舎に5月に移転予定です。
【横浜】新市庁舎、13日に業務開始 危機管理体制強化https://t.co/s7XKrl3Ihy
— カナロコ by 神奈川新聞 (@KanalocoLocal) April 11, 2020
横浜市の #新市庁舎 が完成し、報道陣に公開された。13日から一部業務を開始。現市庁舎や民間ビルに入居する各部署を順次、移転し、6月29日に全面使用を始める。新市庁舎は、みなとみらい線馬車道駅に直結。#横浜市
時代もいよいよ5Gの通信規格が実装されて、即時即座の高度なコミュニケーション環境が整いつつある一方、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が政府から発表される中で市民は“今“を起点にするできるだけ正確な情報を求めています。
「神は細部に宿る」と言いますが、危機意識や緊急情報を早期に情報伝達する行政の役割理解、伝わるための伝える努力とそのための意志が不足しているのではないかと言わざるを得ません。
今回の危機が自治のあり方がアップデートされる機会になることを願って止みません。
それでは。