下水道・浸水対策は進んでる?~鶴見区駒岡四丁目の相談から~

こんにちは。柏原すぐるです。

今日は特別委員会があり、横浜市役所にきておりました。

さて、表題の件は、住民相談をいただいた内容なのですが、相談者様へメール返信が上手くできず(メールアドレスが誤っている?)、こちらでの経過報告すると共に、防災の観点から多くの方に知っていただく機会としてこちらで記す主旨です。

中期経営計画では浸水対策はどう策定されているか?

今回は下水道事業マネジメント課の方にもレクをいただき、中期経営計画を確認しています。

横浜市下水道事業中期経営計画2022(A3見開き)

上記表の通り、かつて浸水被害を受けた地区を優先的に実施しており、まだ未整備地区があります。

残念ながら、横浜市鶴見区の駒岡地区は過去の浸水被害を受けた地区であるものの、未整備。また、2022~2025年を対象とする本経営計画ではなく、次期計画以降に実施予定となっています。(下図の青色の〇で表記された地区が時期計画以降の対象地区です)

ただ、よく見ると、近くにすでに整備完了を示す△表記もありますので、要確認です。

【8月17日更新】駒岡4丁目は整備済で、未済なのは二つ池付近であることが確認できました。

なお、再整備工事は下図において黄色ハイライトで示す本管の取り換えか、バイパス(もう一本増やす)工事です。

今も下水道の工事しているけど、何のため?一緒に本管太くならない?

相談者様からの連絡によれば、現在下水道工事を行ってるとのことですが、下水道工事には様々あり、目的に応じて工事が発注されているようです。

(これについては、後日、管路整備課の方から説明を受けてから、更新します)↓

【8月17日更新】確認しましたところ、これは「取付管」(上図で緑で囲った管で、本管と排水溝の間をつなぐ管)の取り換え工事とのことです。かつてはいわゆる土管でしたが、損傷しやすいため、弾力があり耐久性の上がったビニール管に取り換えが進められているとのことです。

以上のことから、現状はかつて浸水被害のあった地域の一つとして既に本管を再整備済の状況で、取付管の整備が行われている状況です。

だいちゃんMAPって知ってる?

私も知らなかったのですが、こちらのだいちゃんMAPからは下水道のルートが良くわかります。

さらに、わいわい防災マップ(洪水・内水・高潮浸水想定区域)をみれば、想定される浸水の深さが分かります。

昨今の豪雨災害を見れば、我が家は大丈夫か?と心配になるのも当然です。

また、下図で緑色で示される古くから市街地が広がっていた地域は合流式です。よって、大雨になれば、日ごろは下水が中心の管路に雨水が流入して溢れるということもあります。(雨が降った後に、匂うという場所もあると思いますが、これは合流式であるがゆえです)

地下に水のトンネルがあるってほんと?

一方、鶴見川流域では、日産スタジアムのある鶴見川多目的遊水地や雨水貯留管整備など整備してきました。横浜市の下水道事業としては、市内最大の貯留管「新羽末広幹線(410,000㎥)」および関連幹線等を整備していますので、令和元年度の台風15号や台風19号などで効果を発揮し、浸水被害の発生を防止・軽減したとされています。

このように、どのような対策が行われていて、今はどの程度の災害リスクがあるのか。

情報を正しく理解して、いざとなった時の行動や日ごろの備えに生かしていきたい、そのように感じる機会となりました。

中途半端ではありますが、ひとまずこちらに記してご報告させていただきます。

【8月17日に更新させていただきました】

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最後までご覧いただきありがとうございました。

柏原すぐる

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