鉄道は、つくった後が大切。JICAタイ事務所で学んだ交通政策と国際協力

こんにちは。柏原すぐる(横浜市会議員・鶴見区選出)です。

JICAタイ事務所の対応者との集合写真(報告書14ページ)

タイ・シンガポール視察報告の今回は、JICAタイ事務所です。都市鉄道や駅周辺開発を支える日本の協力について説明を受けました。大切だと感じたのは、施設整備と、その施設が暮らしの中で使われるようになるまでを、続けて考えることです。

視察日:2025年11月17日
視察団:いそべ尚哉、大山しょうじ、柏原すぐる、くしだ久子(横浜市会議員)

日本の協力は、計画・制度・人材育成まで

現地では、都市鉄道レッドライン、広域交通計画、洪水対策、人材育成など、日本が長年関わってきた取組について伺いました。施設を建設するだけでなく、計画づくり、制度設計、維持運営、技術者の育成まで支える協力が積み重ねられていました。

一方、こうした協力の歴史は、世代によって認知に差があるとの説明もありました。成果を伝え、次の交流につなげることも国際協力の課題です。

車から鉄道へ。生活の動線も変えられるか

バンコクでは、渋滞への対応として公共交通への転換が進められています。ただ、鉄道路線ができても、車を中心とする生活習慣が直ちに変わるわけではありません。駅までの移動、周辺の土地利用、生活サービスとの接続が重要になるとの説明でした。

また、駅周辺に民間投資を呼び込む際には、借地期間や建物の所有、公共空間の整備費、維持管理責任の分担が事業性に影響します。官民連携は、役割と負担の設計があってこそ進みます。

横浜の交通政策にも、利用者の一日という視点を

横浜でも、鉄道、バス、徒歩をつないで、通勤や通学、買い物、通院をどう支えるかが問われます。路線や施設ごとの整備に加え、出発地から目的地まで無理なく移動できるかを見ていく必要があります。

国際協力で蓄積した経験を相互に共有しながら、設備整備後の使われ方や運営の持続性まで確かめる。この姿勢を、横浜の交通やまちづくりの議論にも活かしたいと思います。

視察報告書・関連する記事

本記事は、2025年11月の視察内容と、2026年3月3日付の共同視察報告書をもとに整理しています。現地の制度・運営状況は視察当時のもので、横浜市への提案は視察を踏まえた考察です。

海外視察報告書(PDF・本項目は10〜14ページ)
横浜市:海外視察報告書の掲載ページ
タイ・シンガポール視察報告の連載一覧

構成・文章整理にChatGPT Workを使用しています。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

日本維新の会横浜市会議員団

柏原すぐる

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