いつの時代も普遍な”あそび心”の価値~つるみ子育て個育ちフォーラムに参加して〜

こんばんは。鶴見区の柏原傑です。

今日は以前こちらの記事でも紹介したつるみ子育て個育ちフォーラムに前日準備から参加してきました。

午前中は沢山の子どもたちが遊べる企画があります。

とはいえ、2歳と6歳ではやりたいことが違う…お友達のママさんに任せて下2人を風船アートコーナーに連れて行ったり。

…紙芝居を聞いたりしているうちに2人とも寝てしまい、自宅まで寝ている次男を抱っこしながらベビーカーを押して帰るという苦行となりました。

まちのリビングとは?

それから、お伝えしておきたいのは、今回ブースで宣伝もしていた「つみれプロジェクト」!

私自身は独身時代や子どもができる以前は、小さい頃に田舎で当たり前に親しんだ「地域」との繋がりが希薄だったことを思い出します。

自活できる体力や経済力があって周りに頼ることが少ないときはよかったけれど、子どもができてみれば、「家族だけが子どもを育てる」のではないことに誰もが気づくのではないでしょうか。

クラウドファンディングは来年3月22日にオープン予定の230(つみれ)カフェを後押しするものです。以下のURLから詳細をご覧いただければと思います。

https://a-port.asahi.com/projects/tsumire/

あそび心ってなに?

そして、午後からあった講演会についてお伝えしたいと思います。

講演会のタイトルは「広がれあそび心〜あそびの中で育つ」で、講演者は北島尚志さんです。

北島さんのプロフィールはこちら

ただ、本当に残念なのは私の文章力では北島さんのメッセージの本質を伝えきれないこと。

なぜなら、笑いを誘う多様なひとつひとつのエピソードがあって初めて北島さんの伝えたい本質がストンと落ちてきたからです。

遊びとは命を育み、命を育てるに他ならない。

遊びとは自ら学び、自ら育ち、自ら変わっていくこと。

講演を通して貫かれていた北島さんの確信がここにあるように思いました。

踊るようにお話しされる素敵な北島さん

そして、キーメッセージは3つありました。

1遊びとは「無駄で意味がない」

「ポップコーンをばら撒いて鳩になったあの子」は命が躍動していたんだと。

意味がなくても「自分がそうやってみたい」と思う。それは、自らの意思で生きることそのもの。これは「私が私というかたちをつくっていくための時間」。

2身近なものに付加価値をつける

子どもたちは、用途外使用するプロ。我々大人に想像力を奪う権利はない。目的外使用の中で何かを見つけていくということは、今を楽しもうとする力を発揮しているということ。

3.補い合う関わり

排除せずに配慮する観点。上手い子や下手な子がいてもその中で考え補い合いながら遊ぶ。結果史上主義、自己犠牲中心主義では凹凸を経験できない。

凹凸あるコミュニティでの遊びが、結果的に社会の中で生きていく免疫力を身につけていく。

これらの3つのキーメッセージは私自身の備忘録としても、極力受け取ったまま記しました。そして、初耳な言葉がこれ。

“響関者

子どもたちから発するメッセージに響いて積極的に関わろうとする人のこと。この3つの特徴を豊に広げていくれる心をもつ人のことをこう呼ぶそうです。

「みんな違ってみんないいのではなく、みんな違うのだ」

「子どもたちには、誰かが関わらなくてはならない」

このように最後に結んで講演会が終わりました。

さて、日常でそれを生かせるか?

今回の講演は、私自身も関わる子どもたちとの関わりの持ち方について再考する機会となりました。

つるみタダイマFCは競技よりも遊びに重きをおいているが、メンバーの中心年代が幼児になり来年には小学生も増えていく段階。大人の関わり方ひとつで子どもたちの持っている力の引き出された方が決まってくる。

今日のお話を踏まえながら、活動に生かしていきたいと思います。

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