港の競争力は、港の外で決まる?タイ・レムチャバン港の物流と脱炭素
こんにちは。柏原すぐる(横浜市会議員・鶴見区選出)です。
タイのレムチャバン港で、ターミナル運営会社ESCOから港湾運営や物流ネットワークについて説明を受けました。横浜港を考えるうえでも参考になったのは、港の設備だけでなく、内陸まで続く貨物の流れ全体を組み立てる視点です。
視察日:2025年11月18日
視察団:いそべ尚哉、大山しょうじ、柏原すぐる、くしだ久子(横浜市会議員)
海、鉄道、道路、内陸拠点をつなぐ
ESCOは、港湾のターミナル運営に加えて、鉄道輸送、内陸の物流拠点、国境を越える輸送などを組み合わせています。貨物の種類や目的地に応じて輸送手段を選び、物流全体の安定性と効率を高める考え方が紹介されました。
特に、道路渋滞の影響を受けやすい貨物を鉄道に移す取組や、農産物を産地でコンテナに詰めて港へ運ぶ事例が印象的でした。輸送の途中で生じる時間や手間、ロスを減らす発想です。
脱炭素と、使いやすい物流を一緒に進める
説明では、鉄道活用による環境負荷の低減、EVトラックの実証、コンテナや輸送スケジュールの管理システムなどが紹介されました。
ただし、輸送手段を用意すれば利用が進むとは限りません。積み替え、荷主の対応、輸送時刻の調整など、現場の課題もあるとのことでした。脱炭素とともに、時間、費用、確実性という利用者の条件を満たすことが重要です。
横浜港も、背後地を含めた使いやすさを
横浜港の競争力やカーボンニュートラルポートを考える際にも、港湾内の設備更新と、道路・鉄道・物流拠点との接続を合わせて見る必要があります。タイと日本では貨物の流れや鉄道条件が異なるため、同じ仕組みをそのまま導入できるわけではありません。
鶴見を含む臨海部の物流を支えながら、周辺の交通負荷や環境への影響をどう減らすか。事業者や荷主が実際に使いやすい仕組みとなるよう、物流全体の視点から考えていきたいと思います。
視察報告書・関連する記事
本記事は、2025年11月の視察内容と、2026年3月3日付の共同視察報告書をもとに整理しています。現地の制度・運営状況は視察当時のもので、横浜市への提案は視察を踏まえた考察です。
海外視察報告書(PDF・本項目は26〜29ページ)
横浜市:海外視察報告書の掲載ページ
タイ・シンガポール視察報告の連載一覧
構成・文章整理にChatGPT Workを使用しています。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
日本維新の会横浜市会議員団
柏原すぐる

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