投資額500億円!AGCがバイオ医薬品CDMO施設を横浜市鶴見区末広町地区で整備へ
こんにちは。柏原すぐる(横浜市会議員・鶴見区選出)です。
今回は横浜市が記者発表しました、投資額が約500億円にも及ぶ横浜市鶴見区へのバイオ医薬品CDMO施設設備の件をご紹介したいと思います。
京浜臨海部におけるまちづくりの取組をさらに推進します ~AGC株式会社が末広町地区にバイオ医薬品CDMO施設の整備を決定~
今般、AGC株式会社(以下、「AGC」)は、京浜臨海部の末広町地区(鶴見区)において、バイオ医薬品CDMO施設の整備を決定しました。
横浜市HP 記者発表
新たな施設が立地する京浜臨海部の末広町地区は、AGCをはじめとする立地企業の皆様と横浜市が連携して、将来のまちづくりに向けた検討を進めているエリアです。
今回のような先端的なモノづくりや研究開発が⾏われる施設の整備などを契機に、研究開発施設の更なる集積を図るとともに、脱炭素化やGXの実現に繋がる新たなまちづくりに向けた取組を推進していきます。
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/toshi/2023/1221keihinrinkaibu.html
施設の場所はどこ?
記者発表の資料を見る限りでは、弁天橋駅にほど近いDASH海岸あたりでしょうか?
あれ、DASH海岸が埋め立てられる??
こちらは定かではありませんが…
どんな施設なの?
この施設では、AGCの欧⽶拠点で培った最先端の技術を導⼊し、国際的な医薬品品質基準(GMP)に対応したバイオ医薬品の製法開発・製造を⾏うとともに、感染症パンデミックが発⽣した際には、mRNAワクチンをはじめとする最先端技術を⽤いたワクチンの製造に切り替えできるデュアルユース設備を導⼊するなど、海外依存度の⾼いバイオ医薬品の国内における開発・製造能⼒の向上に⼤きく寄与するものです。
また、本施設整備事業は経済産業省の「ワクチン⽣産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」の採択を受けており、⽇本でワクチンを安定的に⽣産できる体制強化への貢献が期待されています。 新たな施設が⽴地する京浜臨海部の末広町地区は、AGCをはじめとする⽴地企業の皆様と横浜市が連携して、将来のまちづくりに向けた検討を進めているエリアです。
今回のような先端的なモノづくりや研究開発が⾏われる施設の整備などを契機に、研究開発施設の更なる集積を図るとともに、脱炭素化やGX※の実現に繋がる新たなまちづくりに向けた取組を推進していきます。
横浜市記者発表資料
纏めれば、次のような期待がされています。
・バイオ医薬品の国内における開発・製造能⼒の向上
・⽇本でワクチンを安定的に⽣産できる体制強化への貢献
・先端的なモノづくりや研究開発が⾏われる施設の整備により横浜市や鶴見区の研究開発拠点集積、ひいては新たな街づくりの進展
CDMOとは?
CDMO(Contract Development and Manufacturing Organization)とは、製薬会社のパートナーとして、医薬品の製造プロセス(製法)の開発や製造を受託する会社のことで、”医薬品の構造や製造技術が複雑化し、新薬の研究開発に巨額な投資が求められるなか、製薬会社は 新薬を⽣み出す研究と販売に集中し、製造プロセス開発や製造を外部に委託することで、⾼品質な 医薬品のスピーディーかつ安定的な市場への供給に繋がる。”そうです。
今回の「AGC株式会社が末広町地区にバイオ医薬品CDMO施設の整備」
ますます、横浜市や鶴見区の街が面白く頼もしくなりますね。
京浜工業地帯と言えば、かつては重工業のイメージでした。川崎市もJFEスチール東日本製鉄所京浜地区で唯一の高炉が休止となり、新たな街づくりが期待されます。
それでは、また。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
柏原すぐる
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