原沢あつみさんを応援する理由【横浜市長選挙は危機対応】
こんにちは。柏原すぐる(横浜市会議員・鶴見区選出)です。
10月18日に行われる横浜市長選挙で、私は原沢あつみさんを応援します。

9月28日、神奈川維新の会は原沢さんと協定を締結し、推薦を決定しました。私はその一員として、また鶴見区選出の市会議員として、なぜ今回、原沢さんに横浜市政を託したいと考えるのか、自分の言葉でお伝えします。
なお、原沢あつみさんのHPはこちらです。

前市長のパワハラ問題の本質は?5年前の答弁と、いま起きていること
山中竹春前市長については、横浜市立大学教授時代から、その言動を巡り、公開された音声を根拠としてパワーハラスメントではないかとの指摘がありました。
5年前、市長就任直後の議会でも自身の言動について問われ、ハラスメントに当たる行為を「自ら律していきたい」と答弁しています。職員との意思疎通を妨げるハラスメントは、市長としての業務を放棄することにつながるとも、自ら述べていました。
しかし、5年後に明らかになったのは、第三者調査で認定された複数のパワーハラスメント行為であり、辞職という結末でした。
今年1月、市の幹部職員による実名での告発を機に、市長の言動が改めて問われる事態となりました。私たちの会派は、事実関係を決めつけることなく、第三者による調査、職員への不利益な取扱いの防止、市民と議会への説明などを求める緊急要望を提出しました。私も、調査の結論を待つ間であっても、市長には説明責任があると発信してきました。
7月30日に公表された第三者の調査報告書は、怒鳴る、書類を投げつける、意図的に無視する、銃で撃つまねをして威圧する、職員を侮辱するなど、複数の言動を認定しました。その上で、職員の尊厳を深く傷つけ、職場環境を悪化させた重大なパワーハラスメントと評価しています。調査では、夜間・休日の連絡や、人事権を背景に職員が萎縮する組織の問題にも目が向けられました。
私たちの会派は、8月の市長本人への質疑を経て、不信任決議案を提出する方針を決めました。その後、前市長は辞職し、今回の選挙への再出馬を表明しています。
5年前に自らを律すると答えた市長の下で、なぜこれほど深刻な事態が起き、組織は早く止められなかったのか。前市長の辞職だけで、この問いを終わらせることはできません。影響を受けた職員を支え、人事や意思決定のあり方を点検し、二度と同じことを繰り返さない仕組みをつくる必要があります。私はこれまでも、そのための職員支援と組織の再構築を求めてきました。
横浜市役所を誰に託すのか
横浜市は、市職員と教員を合わせて約4万6千人を抱える大きな自治体です。次の市長には、市政への信頼を取り戻すとともに、職員が安心して働き、誇りを持って前向きに挑戦できる組織をつくる責任があります。
自治体の教育大綱を定めるのも市長です。市長の姿勢や判断は、市役所だけでなく、学校教育や子どもたちの未来にも大きく関わります。特に、私自身が議員になってからで言えば、教育委員会のガバナンス不全が問われて2年が経過し、その改革は途上です。
柏原の本会議での質問に対して「教育委員会の自浄作用を求めていく」と答弁した山中竹春前市長本人が自浄作用が働かなかったという事実を突きつけられ、言葉を失ったままでいます。
今回問われているのは、政策の比較だけではありません。横浜市役所という巨大な組織を、どのような人物に託すのかという選択です。
原沢あつみさんとの対話。どんな人?
これまで会派として原沢さんと懇談の場を設け、その後も私自身は3度お会いしました。横浜の現状をどう捉えているのか。市役所をどう変えるのか。なぜ今、市長を目指すのか。経歴や政策を確認するだけでなく、率直に意見を交わし、人柄や考え方にも触れてきました。週末には、鶴見駅東口で一緒に街頭に立ちました。
原沢さんは、幼い頃から約50年、横浜で暮らしてきた方です。社会人として最初に選んだのは航空整備士の仕事でした。女性がほとんどいない現場で経験を積み、日本で二人目となる女性の一等航空整備士の資格を取得。
その後、弁護士となり、企業法務や企業経営に関わってきました。社外取締役・監査役、行政の入札監視なども務め、予備自衛官として災害派遣の現場での組織間の連携も経験しています。
自分の実績を残すためではなく、横浜を本当により良いまちにする。そのために必要な能力、経験、意思、そして覚悟を持った方だと思っています。
「現場」と「組織」を知る人
また、私が強く感じたことのひとつは、弁護士である原沢さんが「組織を外から論じるだけの人」ではないということです。
航空整備の仕事では、部品一つ、確認一つの積み重ねが空の安全につながります。自分の仕事を確実に次の人へつなぎ、チーム全体で安全を守る。原沢さんは、その組織の一員として現場で働いてきました。
大きな組織を率いる人には、全体を見渡す視点とともに、自らも組織を構成する一つの「パーツ」として働いた経験が重要だと私は思います。一人ひとりの仕事が次の人につながり、チームの成果や安全につながっていく。その重みを実感として理解しているかどうかは、組織を率いる上で大きな違いになります。
私自身、政治の世界に入る前は建設会社で現場監督を務めました。ものづくりの現場では、立場や考え方の異なる人たちと、時にはぶつかりながらも信頼関係を築き、安全と品質に責任を持って仕事を完成させなければなりません。
だからこそ、原沢さんが積み重ねてきた「現場」「組織」「安全」「チーム」「信頼」の経験を高く評価しています。さらに原沢さんには、弁護士や社外役員、入札監視の仕事を通じて、組織全体を見渡し、問題を発見して改善につなげてきた経験もあります。現場の一員として働いた経験と、組織全体を点検する専門性。その両方が、横浜市役所を立て直す力になると考えています。
政治経験をどう考えるか
原沢さんには政治経験がありません。しかし、政治経験がないことだけを長所としているのではありません。
約50年横浜で暮らしてきた一人の市民として、しがらみや政治の常識にとらわれず、「横浜をどうすれば、もっと良くできるのか」という原点から市政に向き合えることは、大きな強みです。
そして何より、原沢さんは明るく、快活で、前向きです。制度や仕組みを改めるだけで組織が変わるわけではありません。職員がお互いを尊重し、失敗を恐れず挑戦できる空気をつくることも、市長の重要な役割です。
原沢さんなら、市役所に明るく前向きな空気をもたらし、新しい組織文化をつくっていけると感じています。
原沢さんが示す横浜の将来像
原沢さんは、「あなたの笑顔のために。横浜を、もっと前へ。」と訴えています。
掲げているのは、災害に備えた避難所や救援体制、坂の多い地域も含めた公共交通、必要なときに届く支援、物価高の中での地域の店や企業への支援、働きながら安心して子育てできる環境です。道路・橋・上下水道など、暮らしを支えるインフラを守ることも重視しています。
市役所については、市民目線で迅速に動くこと、職員の生の声が市長に届くこと、ハラスメントを防ぎ、誰もが安心と誇りを持って働けることを掲げています。いまの横浜市にとって、私はここを特に大切にしたいと思います。
また、18区それぞれの特色を生かしたまちづくり、GREEN×EXPO 2027を機にした横浜の魅力の発信、AI・GX・ライフサイエンス・宇宙・海洋などの産業の育成も示しています。目の前の暮らしを守りながら、将来の仕事や挑戦が生まれる横浜をつくっていく。その両方を見据えた政策です。
協定で共有した5つの方向性
神奈川維新の会と原沢さんが協定で共有したのは、「市民本位の、生産性の高い市政改革」「規制改革と民間活力による『稼ぐ横浜』」「改革と成長の果実を将来世代へ」「地域の特色を生かし、将来を見据えたまちづくり」「当選後の継続的な政策対話」という5つの方向性です。
横浜市長選挙予定候補者・原沢敦美氏との協定締結及び推薦について
https://yokohama-ishin.com/news/1213

協定はこのプレスリリースで示された大きな方向性をブレークダウンした内容があります。ただし、あらゆる個別政策の手法や数値まで決めたものではありません。横浜市政をどちらへ進めるかを共有し、当選後も定期的に意見を交わして具体的な政策につなげる位置づけであると私自身は捉えています。
ここからは、それぞれの方向性について、私が重視する点をお伝えします。
「市民本位の、生産性の高い市政改革」では、行政の役割や事業を前例にとらわれず見直すとともに、職員一人ひとりが力を発揮できる市役所を目指します。仕事を簡素で機動的に進めるには、現場の声が届き、職員が安心して意見を述べられることも必要です。前市長の問題を経験した横浜市役所だからこそ、信頼回復を改革の出発点に据えたいと思います。
「規制改革と民間活力による『稼ぐ横浜』」では、時代に合わない規制や行政慣行を見直し、民間や地域の創意工夫を生かすことが重要です。人や企業、投資を呼び込み、働く場と挑戦の機会を広げる。その成果を、どのように市民の暮らしの向上につなげるかまで考えていきたいと思います。
「改革と成長の果実を将来世代へ」には、生み出した財源や余力を、教育・子育て、防災・減災、都市基盤などに振り向けるという考えがあります。仕事と子育てを両立でき、子どもたちが健やかに育つ横浜をつくりたい。同時に、受益と負担の公平性を大切にし、将来世代への負担の先送りを避けることも、今の政治の責任です。
「地域の特色を生かし、将来を見据えたまちづくり」も、鶴見で活動する私には重要です。人口構成や地理的条件、地域の成り立ちの他、交通や浸水といった個別課題も、18区それぞれで異なります。地域の声と実情を判断につなげ、老朽化するインフラを守りながら、50年、100年先を見据えたまちづくりを進めたいと思います。自治の在り方、固い表現で言えば、統治機構改革を後押ししていきたいです。
そして「当選後の継続的な政策対話」です。協定を結んだ時点で仕事が終わるわけではありません。新たな課題や社会の変化にも向き合い、市民の声を伝えながら、必要な政策を具体化していく。意見が異なるときには、市会議員として必要な指摘をする。定期的に対話を続ける約束には、その意味があります。
以上が協定で共有した方向性と、それに関する補足と私自身の受け止めや考えです。原沢さんの経歴や人柄に対する評価、組織を率いる方としての期待は、協定の条項云々ではなく、お会いして接してみた上での私自身の判断です。
私も立場を明らかにします
市長には、難しい判断や批判から逃げず、トップとして責任を引き受ける覚悟が必要です。
時には市民に負担をお願いしなければならないこともあるでしょう。その際にも判断を先延ばしにせず、理由を自分の言葉で説明し、結果に責任を持ってほしい。私は原沢さんに、そのような市長になっていただきたいと思っています。
立場を表明すれば、私自身もその判断について問われます。それでも、横浜市政と子どもたちの未来に関わる選挙だからこそ、私ははっきりと立場を示し、できることをやりたいと思います。
もちろん、原沢さんが当選した後に、何でも賛成するわけではありません。横浜市会は二元代表制の一翼として、市長の判断と成果を是々非々で確かめます。協定に掲げた方向性が市民の暮らしにどう結びついたか、厳しく向き合っていきます。
危機的な横浜市政を立て直し、市民の信頼を取り戻す。職員が誇りを持って働ける市役所をつくり、改革と成長を将来世代へつなぐ。
その選択のために、私は原沢あつみさんを応援します。
原沢あつみさんのHPを再掲します。

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最後までご覧いただきありがとうございました。
日本維新の会横浜市会議員団
柏原すぐる

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