ゼロから建物ができるまで立ち会える仕事は現場監督だけ。飛び込もう。

こんばんは。柏原傑です。

今日は仕事で大阪を訪れています。

私にとって大阪と聞いて思い出すのは、社会に出て最初に過ごした日々です。

2009年から2013年の4年ほど寮のある豊中市や現場近くだった天王寺区に住み、建設会社の所属して現場監督としてまぁほんと朝から晩まで働きましたが、妻と同棲し始めたのも大阪だったので、子どもが生まれる前の思い出の地でもあります。

ちょうど目的地がかつての現場に近くだったので、気になって寄ってみました。

なんというか感動的でした。あまりの感動ぶりに思わずムービー撮ってYouTubeにアップロードしてしまうほど。

そういえばと思い出して、2012年に投稿して5年ほったらかしだったインスタに現場の写真あげたような気がして、チェックするとこれが…

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under construction

柏原 傑 (かしわばら すぐる)(@suguru_kashiwabara)がシェアした投稿 –

正直に言えば、毎日仮囲いの中で完結する毎日に焦って、このままでいいのかと思うこともありました。

それでもなお、こうして過ごした現場での日々が血肉になって、その後の人生を支える土台になってくれたのだと信じています。

現場監督は建物のできる過程に毎日立ち会うことのできる唯一の仕事です。

1人の子を育てれば、個性はあれど他所の子がどんなふうに育って何が大変か想像ができるようになるように、建物も何度か立ち会えば、世の中の建物のできる過程も想像ができるようになってくるんです。

赤ちゃんの温もりや夜泣きの大変さも実感しないと分からないように、現場における夏場の酷暑や単管やボードの重さ加減もその場に居合わせないと想像できない。

実体験は問題意識や情熱の根源になるものです。私なりの問いを立てながら、今後も活動を続けていきたいと思います。

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