矢向小学校建替え工事のスケジュールや進め方はどんな感じ?【横浜市鶴見区・小学校の建て替え】

こんにちは。柏原すぐるです。

夕方は「矢向小学校建替え工事」の建築計画の近隣向け説明会がありましたので、同席させていただきました。

説明会が開かれた小学校の地域交流室
校庭の様子。校庭は校舎に囲われています。

尚、この説明会は「横浜市中高層建築物等の建築及び開発事業に係る住環境の保全等に関する条例」に基づき実施されるものです。

事業のスケジュールは?

事業のスケジュールは現状こちらです。(説明資料より抜粋)

R12すなわち令和12年は2030年です。それゆえ、学校に通う子どもたちや先生、近隣の皆さんにとっても長丁場です。

当該事業は既に基本設計(基本的な建物の計画を図面にしたもの)が完了し、建て替え後の新築建物の実施設計(細かい寸法や仕様まで記した計画)は、本年令和5年度中に完了予定です。

工事の方は今年度から仮設校舎の工事に着手する予定ですので、早速校庭が狭くなります。

どんなステップで工事を進めるの?

説明会では下図のように示されています。左上から右下へ向かって、順番に建てては壊していきます。(上の事業スケジュールで示されたステップとそれぞれの絵が合致します。)

全く別の場所に仮校舎を建てることができればよいですが、なかなかそうもいかないのが常。全国でほぼ同様に校庭に仮校舎を建てて順に工事を進めていくのが、学校建て替え工事の多くのやり方と言っても良いと思います。

通学するあるいは通学予定の親にとっては、「自分の子どもが〇年生の時はどの校舎で勉強して、音は大丈夫だろうか…?」と心配になるのも当然ですね。

説明会で出る声は?

近隣の方々からのご意見の中には、

・近くに保育園がありから、工事伴う大型車両の通行で交通事故が起きるのは避けたい

・既存建物の解体工事においては、粉塵やアスベスト被害に対する対策をお願いしたい

・家が建て替え後の校舎に近接しているので、できた後に視線が気になる

などなど…

地域の方々にとっても数十年に1回、人生で1回の工事ですので、事業者(建築主、今回は横浜市)は一つ一つの事業に真摯に向き合う姿勢が求められるなと改めて感じました。

勿論、横浜市職員の皆さんは真摯に説明されておられました。工事に際しては、騒音や粉塵、アスベストなど各法令等で事業者や工事施工者の責任が定められていますので、それらが徹底されるように事業を進めていくことが話されています。

区内では菊名小学校や豊岡小学校も建て替えへ

菊名小学校は所在は港北区ですが、鶴見区の上ノ宮地区の子どもたちが通っており、同時期に建て替え工事が進められる予定です。こちらは新横浜新聞さんのこちらの記事が分かりやすいです。

また、豊岡小学校が豊岡複合施設計画として、2023年度は基本構想並びに基本計画の策定が進められています。

その後の予定は、令和8年(2026年)度頃の工事開始、令和14年(2032年)度以降の竣工の予定と聞いています。

先般あった保護者向け説明会でも工事のスケジュールが分かりにくいと声が上がっていましたが、複合施設としてのプログラムも決まっていない状況で、市役所側も示しにくいのも事実。

また別の機会に想定される事業スケジュールについて、他の事例も参考にして記してみたいと思います。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

柏原すぐる

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