横浜市の令和9年度予算へ要望書を提出――鶴見区の課題27項目も盛り込みました

こんにちは。柏原すぐる(横浜市会議員・鶴見区選出)です。

維新会派の8名が4名の副市長と場を持ちました

2026年9月25日、私が所属する日本維新の会横浜市会議員団は、令和9年度の予算編成に対する要望書を提出しました。横浜市長職務代理者の平原敏英副市長をはじめ、4人の副市長と意見交換する機会もいただきました。

本来、予算要望は市長に直接伝えたいところです。新たな横浜市長が就任した際には、改めて会派の要望を伝える予定です。

とはいえ、来年度の予算編成はすでに始まっています。横浜市は現在、市長職務代理者の下で編成作業を進め、歳出改革の当面の進め方も示しています。だからこそ、今の段階で私たちの問題意識を届けました。

改革で生み出し、成長と次世代へ投資する

横浜市では、少子高齢化や生産年齢人口の減少が進む一方、社会保障に関する負担や公共施設・インフラの更新需要が増しています。市民に必要なサービスを守り、将来への投資も進めるには、お金の使い方と行政の仕事の進め方を見直す必要があります。

今回の要望書を貫くのは、「改革で財源を生み、成長と次世代へ投資する」という維新の考え方です。既存事業の成果や費用を確かめ、改善や見直しを進める。AI・デジタル技術や民間の力も活用する。そして、規制改革によって新たな投資を呼び込み、横浜の活力につなげる。こうした改革を、予算に反映してほしいと求めています。

要望書は、次の5つを重点テーマとして構成しました。

  1. 成長戦略とイノベーション
  2. 徹底した市政改革
  3. 次世代への投資
  4. 強靭で持続可能な都市基盤
  5. 医療・福祉改革と健康長寿社会の実現

このほか、各区・地域の課題や、各種団体から寄せられた要望も盛り込んでいます。

鶴見区に関する27項目

私自身が日々いただくご相談や現地で確認した課題も、具体的な要望につなげました。交通、まちづくり、公共施設、子育て、防犯など、要望書の「鶴見区」欄に記載した全27項目を以下に掲載します。

  1. JR鶴見駅への中距離直通電車停車(相模鉄道・JR直通電車停車等)の実現に向けた積極的な取組を行うこと。
  2. 京急鶴見駅の特急停車、京急生麦駅の急行停車の実現に向けた積極的な取組を図ること。
  3. 国道駅高架下、鶴見川流域など区内観光資源を活用した国内外観光客誘致を一層推進すること。
  4. 安全対策強化に向けて鶴見区内京急各駅(花月園前駅・鶴見市場駅)のホームドアについて、未整備駅への早期整備を図ること。
  5. 「みんなのお出かけ事業」において、上の宮・馬場・獅子ヶ谷エリアで運行中ののるーとTSURUMIの継続実施に向けた支援を行うとともに、岸谷エリアの地域交通についても実証を踏まえた必要な支援を行うこと。
  6. 県道鶴見溝ノ口線におけるJRガード下について、歩行者の通行を最優先とし、自転車利用者・車両との分離を図るなど、安全性・快適性の向上および空間の暗さ解消を推進すること。
  7. 鶴見駅西口における再々開発を促進するとともに、公共空間の改善・リノベーションを進めること。
  8. 拠点駅の鶴見駅周辺の他生麦駅や矢向駅周辺において、機能誘導を図る容積率緩和などの規制緩和や優遇措置により民間開発を促進し、エリアマネジメントを推進すること。商店街の活性化と一体的に、賑わいある街を形成すること。
  9. 鶴見駅周辺や市街地の公共空間に不足する緑を増やし、もっと住みやすく、気持ちの良い街を形成すること。充足していない街区公園や近隣公園を積極的に整備すること。
  10. 駒岡、梶山、上末吉等のエリアにおける低投票率の状況を踏まえ、トレッサ横浜等への鶴見区期日前投票所の設置について早期の実現を図ること。
  11. 矢向駅周辺における踏切の安全対策および利便性向上を図るため、川崎市および鉄道事業者と連携し、課題解決に向けた検討を加速すること。
  12. 令和7年3月策定の末広町地区AREA CONCEPT BOOKに基づき進められている立地企業との具体的なまちづくり検討を加速させ、規制緩和やインフラ整備の方針を早期に具体化すること。
  13. 令和6年12月に示された「今後の市立図書館再整備の方向性」を踏まえ、現在および新鶴見図書館の立地を考慮し、駐車台数が豊富な集客施設であるトレッサ横浜等への図書取次拠点の整備など図書サービスへのアクセス性向上を早期に実現すること。
  14. 鶴見図書館の豊岡小学校跡地への移転に伴い鶴見駅東口側の図書アクセスが悪くなることを踏まえ、東口における予約図書の受取・返却機能やブック&ラウンジ等の図書サービス拠点の整備を検討し、図書サービスへのアクセスを確保すること。
  15. 鶴見図書館及び鶴見保育園移転後の建物および土地活用については、借地であるものの、これまで市民が集う場所であったこと及び立地特性を踏まえ、公益性のある利活用を図ること。
  16. 馬場四丁目公園をはじめ、深夜の騒音や器物損壊等の迷惑行為が繰り返し発生している公園について、注意喚起看板の設置にとどまらない対策を講じること。照明の増設や防犯カメラの設置等の環境整備を検討するとともに、土木事務所、警察及び近隣学校等が情報を共有して対応に当たる手順を整えること。
  17. 豊岡町複合施設再編整備事業(豊岡小学校建替えを含む)について、PFI事業者決定後の事業者対話等を踏まえ、既存校舎解体期間の延伸等の変更点を反映した最新の事業スケジュールを明確化し、学校・地域への丁寧な情報提供のもとで着実に推進すること。
  18. 鶴見駅西口喫煙所のリニューアルを早期に実現すること。供用開始後は煙漏れや周辺環境への影響を検証し、必要な対策を講じること。
  19. 令和9年10月の鶴見区制100周年に向け、記念事業実行委員会の取組を財政的・人的に支援するとともに、100周年を一過性の記念行事とせず、地域活動、観光、商店街、文化、地域コミュニティ等の活性化につなげる施策を推進すること。
  20. 市場小学校けやき分校の暫定利用期間終了後の用地活用について、下水道施設整備を基本とする方針を踏まえつつ、区及び地域の意向がより反映される仕組みのもとで、地域ニーズを踏まえた活用方針の検討を進めること。
  21. 豊岡小学校の建替えに伴い、建替え期間中に地域のスポーツ機会が失われないよう代替会場の確保に努めること。また、完成後も夜間照明により特に夏場のスポーツ機会の確保に努めるとともに、地域の防災力向上を図ること。
  22. 鶴見区の将来像や地域ごとの課題、交通、公共施設、緑、防災、子育て等を横断的に整理する長期的な「鶴見のビジョン」を区民参加のもとで策定し、区独自予算枠の拡大とあわせて地域主導のまちづくりを推進すること。
  23. 鶴見駅西口において、自転車駐車場の定期利用待機者が多数生じている状況や自動二輪車・原付の一時利用ニーズを踏まえ、駐輪場の増設及びバイクの一時利用スペースの整備を進めること。
  24. 生見尾踏切の廃止に伴う跨線人道橋について、歩行者の安全性・利便性を最優先に、エレベーター等によるバリアフリー機能、自転車利用への対応等を十分に検討し、地域への丁寧な説明のもとで早期整備を図ること。また、12月7日の踏切廃止に伴って生じる住民の移動への影響を注視し、必要な対策を最大限講じること。
  25. 大黒ふ頭・大黒海づり施設周辺の港湾緑地・公共空間について、港湾・物流機能との両立を図りつつ、市民利用、観光、スポーツ、飲食等の魅力を高め、民間活力も活用した賑わい創出と回遊性向上を進めること。
  26. 保育施設、公共施設、地域団体等の連携により、子育て相談、交流、居場所づくりを地域の中で支える取組を推進し、鶴見区内の子育て世帯が身近な地域とつながる機会を充実すること。
  27. つるみ区民活動センターについては、豊岡町複合施設への移転を見据え、機能・組織の再構築とPFI事業者との連携を早期に進めること。民間委託も活用し、地域との継続的な企画・交流を促進するとともに、開かれた運営とスタッフの顔や個性が見える事業展開を図ること。

鶴見区に関する要望も、提出して終わりにはしません。各議会での質疑の機会、非公式な担当所管さんとの協議の場などあらゆる機会を活用すると共に、新市長の下で示される予算案を確認し、地域で見えている課題への対応につながるよう、引き続き取り組みます。

要望書全体の詳細は、以下をご覧ください。

参考資料:横浜市の公表資料

・令和9年度予算編成・組織定数編成における当面の進め方について

・令和9年度予算編成における歳出改革の当面の進め方

市長職務代理者である平原副市長へ手交しました

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最後までご覧いただきありがとうございました。

日本維新の会横浜市会議員団

柏原すぐる

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